エグゼクティブ・アセスメントとベンチマーキング

当社のデータに裏付けられたアプローチで経営幹部候補を評価し、外部採用や後継者選定の決断におけるリスクを軽減しましょう。

 

 

 

1兆ドル

S&P 500企業全体における、頻繁なトップマネジメント交代による年間損失額。

出典: Harvard Business Review

 

履歴書上は優秀に見える幹部候補を見つけるのは簡単です。しかし、実際にそのポジションで成果を上げ、組織の推進力となれる人材を見極めることは、まったくの別問題です。

スピードが求められる今日のビジネス界では、適切な幹部候補を見出すことは単に難しいだけでなく、判断を間違えれば何百万ドルもの損失につながりかねないリスクの高い決断です。もしその成功確率を高めることができたとしたら、どうでしょうか?

データに裏打ちされたRRAの実績あるエグゼクティブ・アセスメントのアプローチを活用することで、絶えず変化し続ける環境に適応し、組織のパフォーマンスと費用対効果の向上に貢献する「将来に強い幹部人材」を選定・登用することが可能となります。

弊社がご支援する経営幹部候補選抜に関する問い

経営幹部の採用は、単にポジションを埋めるという単純な話ではなく、組織の未来を形づくる重大な意思決定です。適切な経営幹部人材は、成長、イノベーション、ひいては成功をもたらす原動力となります。人選を間違えれば、その代償は大きく、取り返しのつかない痛手になりかねません。

弊社は、採用や後継者選定のプロセスにおける主な疑問を解消し、ミスを最小限に抑え、より自信を持って意思決定ができるようにご支援します。

  • そのリーダーの華々しい実績は、実際の成功につながるでしょうか?

  • そのリーダーは、サステナビリティやAI、かつてないほどの変動の中で、貴社を的確に導くことができるでしょうか?

  • そのリーダーは、長期的に活躍できるでしょうか?

  • そのリーダーは、自身のポテンシャルを実際に開花させられるでしょうか?

  • 貴社では多様で健全な後継者パイプラインが確保できていますか?

  • 貴社では次世代リーダーが、主導権を握り成功するための十分な支援ができていますか?

 

新しい時代には、新しいタイプのリーダーが求められます。

絶えず変化するビジネス環境で勝ち抜くためには、従来とはまったく異なるアプローチでリーダーを発掘、評価、育成、登用する必要があります。

RRAのエグゼクティブ・アセスメントおよび育成のアプローチである「リーダーシップ・ポートレート」は、従来のリーダーシップの成功の定義にとらわれず、急速に変化する環境への対応に必要なダイナミックなスキルを持つ経営幹部人材の見極めと育成をご支援します。

 

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採用判断のリスクを軽減する 

リーダーシップ・ポートレートを活用し、変化の激しい環境でも力を発揮できるリーダーを見極めましょう。より確信を持って、ミスの少ないリーダーシップ選定を実現できます。

 


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現職経営幹部の成功確率を高める 

幹部が将来に活きるリーダーシップスキルを養い、変化する環境における対応力を向上させるよう、育成のご支援をします。  

 


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後継者パイプラインを構築する

データに裏付けられたリーダーシップ・ポートレートを活用することで、従来の候補者像にとらわれず、今後何十年にもわたって組織のパフォーマンス向上を牽引していけるリーダーを発掘することが可能です。

 


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リーダーシップ・ポートレート: エグゼクティブ・アセスメントに対するRRAのアプローチ

リーダーシップ・ポートレートを活用することで、表面的な評価にとどまらず、CEOやCxOの適性(レディネス)と、絶えず変化するビジネス環境で成功する可能性(ポテンシャル)を多面的に把握することができます。

リーダーが、絶えず変化する時代を乗り切るための実証されたスキルを備えているか、そして、ステークホルダー高まる期待に応えるために、自らのポテンシャルを最大限に発揮できるかどうかを判断します。

 

RRAリーダーシップポートレート

The RRA Leadership Portrait

出典: ラッセル・レイノルズ・アソシエイツ(RRA)独自の調査、2024年


詳しくは

 

ケーススタディ: エグゼクティブ・ポテンシャルの3次元的評価

上場製造業で、現職のCEOが予想より早く退任したことに伴い、新たなCEOが必要となりました。社内では2人の後継者候補が浮上しました。1人目は、業界内で広く知られ尊敬されている経験豊富な同社のCOOです。もう一人は、新任のCFOです。財務とプロフェッショナルサービスの分野において実績を積んできた人物でしたが、経営の経験は比較的浅く、入社してまだ1年しか経っていませんでした。同社には保守的なカルチャーが根付いており、これまで「リスクの低い」リーダーを選ぶ傾向がありました。このため、当初はCOOが次期CEOとして最有力候補と見なされていました。

しかし、両候補者に対してRRAのリーダーシップ・ポートレートでアセスメントを実施したところ、CFOの方が多面的なリーダーシップ資質を備えており、より魅力的な選択肢であることが明らかになりました。CFOは、優れた判断力、深い自己認識、学習意欲、戦略的思考力、そして誠実な対人関係能力を兼ね備えており、価格変動の激しいコモディティ市場においても適切に舵取りできると評価されました。また、価値観を重視し、実利的なアプローチを取る姿勢は、大規模なリーダーシップチーム、多様な地域社会、複雑な政治環境といったステークホルダーとの関係構築にも適していました。さらにクライアントは、影響力のある取締役とエゴを排して向き合えるリーダーを求めていましたが、CFOはテストの結果からも傲慢さが見られず、むしろ自身の影響力を大局的な視点で捉え、組織全体への貢献や長期的な価値創出に意識を向けていることが確認されました。

CFOは従来求められてきた経験が不足していたものの、RRAのリーダーシップ・ポートレートによって、学習能力、変化やリスクへの対応力において自身の潜在能力を十分に発揮できるスキルの組み合わせを備えていることが明らかになりました。これを受けて、同社はこのCFOをCEOに昇格させました。その後の2年間、彼のCEOとしてのパフォーマンスは株価の着実な上昇に寄与し、彼のリーダーシップに対する信頼を確かなものとしました。

 

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